こんにちは、ヨルです。
「アルビオン」というブランド、デパートのコスメ売り場に行ったことがあるなら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
このアルビオン、長年化粧品を研究してきた超実力派ブランドなんです。
特に乳液に力を入れていて、豊富なバリエーションを展開し、独自の使い方も提唱しています。
今回は、そんなアルビオンのエクサージュホワイトシリーズから、「ホワイトライズミルクⅡ」と「ホワイトアップローションⅡ」をご紹介します。
どんなブランドなの?
高級化粧品の第一人者
アルビオンは、1956年創業の老舗化粧品ブランドです。
高級化粧品の第一人者として、本物志向に徹することを経営理念として掲げています。
品質に妥協しないため、化粧品の原料となる植物は、契約農家だけでなく白神山地の麓にある自社の畑でも育てているそうですよ。
グループブランドには、デパコス界隈ではおなじみの「IGNIS」「IN FIORE」「エレガンス」「アナスイ」「PAUL & JOE」「レ・メルヴェイユーズ・ラデュレ」が名を連ね、高級路線を追求しています。
またアルビオンには、オンラインの通販サイトがありません。
高級品にふさわしい流通チャネルとして、販売を化粧品専門店・百貨店に限定しているためです。
専門教育を受けた美容スタッフが、一人ひとりの要望に向き合い、きめ細やかなカウンセリングなどを通じて共に美しい肌を目指すことが大切であると考え、対面による接客・販売を貫いているそうです。
ネットで気軽に買えないのは少し不便ですが、その分カウンターで色々相談に乗ってもらえると思えば、店舗に行くのも楽しみになりますね。
新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言を受けて、一時期オンラインでの購入が可能になりましたが、宣言の解除にともない、現在はまた対面販売のみに戻っています。
とはいえ、一部ECサイトでは購入できるので、この記事の最後でご紹介します。
洗顔後、まず乳液
アルビオンの理想は、「透明感のあるしなやかな肌」。
その鍵となるのが、角層のうるおいバランスだそうです。
洗顔後は、角層のうるおいバランスに近いものが最も肌に馴染むという理論のもとに、創業当時から
①洗顔(クレンジング・洗顔料)
②柔軟(乳液)
③整肌(化粧水)
④アクティブ(クリームまたは美容液)
という独自のスキンケアステップを提唱しています。
アルビオンの乳液は、水分・油分・保湿成分が角層のうるおいに近いバランスでできているため、洗いたての肌に浸透しやすいんですね。
肌が求めるうるおいを乳液で満たせば、ツヤがあり、ふっくらとキメが整い、もっちり吸い付くようなやわらかさになるとか。
これにより、一般的にいう「膜を作る」のではなく、「うるおし、やわらげる」という乳液の新たな概念が生まれました。
実際に使ってみた!
エクサージュホワイトはビタミンC誘導体配合
こちらがエクサージュホワイトの「ホワイトライズミルクⅡ」と「ホワイトアップローションⅡ」です。
水色の容器が爽やかですね。
それぞれ200mlで5,000円(税抜)。110mlで3,000円(税抜)の試しやすいサイズもあります。
アルビオンのコアブランドである「エクサージュ」には無印とホワイトの二種類があり、今回使用した「エクサージュホワイト」は美白ラインとなっています。
エクサージュホワイトシリーズには、有効成分「L-アスコルビン酸2-グルコシド」、つまりビタミンC誘導体が配合されています。
これが、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぎ、美白に効果を発揮するんですね。
また、エクサージュおよびエクサージュホワイトはⅠ(オイリー肌向け)~Ⅲ(乾燥肌向け)のパターンがあり、今回使用したⅡは普通肌向けです。
ちなみに外箱はこんな感じでした。
ともするとワインの箱に見えなくもない、シンプルで洗練されたパッケージですね。
コクのあるまろやかな乳液
アルビオンの推奨するスキンケアステップは、「洗顔後、まず乳液」でした。
ちょっと不思議な気分ですが、洗顔後の肌にまずは乳液からつけていくことにします。
「ホワイトライズミルクⅡ」です。
インナーバッグ方式のポンプなので、中身を最後まで無駄なく使えるそうです。
ポンプ1プッシュ分出してみました。
濃厚でコクがありますが、固すぎないまろやかなテクスチャーです。
花のような石鹸のような、ふんわりとした香りが心地良いです。
推奨される使用量は、コットンに3プッシュ。
これを額・両頬・鼻・顎に5点置きして、なじませます。
かなり量があるように感じますが、丁寧になじませていくと、肌にじっくりしみ込んでいきます。
なじませ終わったあとは、顔がしっとりツヤツヤに!肌がすみずみまでうるおっているのを感じます。
肌がふっくらして毛穴が目立たくなった!
続いて、「ホワイトアップローションⅡ」をつけていきます。
こちらはスクリュー式のキャップになっています。
口はこのように穴が空いているだけなので、量の調節は注意が必要です。
一振りで結構ジャバジャバ出ます。
テクスチャーはとろみのない、サラッとしたタイプの化粧水です。
乳液と同じ、花のような香りがします。
推奨される使用量は、コットンにティースプーン1杯くらい。
パッティングしながら肌になじませます。
前に乳液をつけているせいか、洗顔後すぐに化粧水をつけるときのようにすぐにしみ込むわけではありませんが、徐々になじんでいくのがわかります。
顔全体に十分になじませ、鏡を確認すると…
肌がふっくらして、毛穴が目立たくなりました!
私は鼻の横あたりの頬の毛穴が気になるのですが、これがほとんど目立たなくなりました。
さすが高級スキンケア…!
スキンチェッカーの計測結果は以下のとおりです。
洗顔後 | 乳液 | 化粧水 | |
水分 | 43% | 47% | 51% |
油分 | 25% | 22% | 16% |
弾力 | 4 | 4 | 4 |
水分と油分がバランスが整って、肌が十分うるおったことがわかりますね。
アルビオン提唱のスキンケアステップに沿って、化粧水のあとに美容液やクリームをつけると、さらに効果がアップしそうです。
「うーん…」と思ったところと、個人的な使い方
肌がうるおってふっくらするという効果はとても感じられたのですが、ちょっと「うーん…」と思ってしまった点を正直に書いておきます。
併せて個人的な使い方も書いていますが、アルビオンが推奨する量や使い方ではないので、スキンケア効果を保証するものではないことに注意してください。
ご購入の際は、まずは公式の使い方に沿って使ってみてくださいね!
乳液の使用量とコットンのこと
前述のとおり、乳液の推奨使用量は「コットンに3プッシュ」でした。
これが実際かなりの量で、多すぎてコットンに染み込まず、上にのっているだけの状態になります。(たくさん使うので、当然減りも早いです。)
3プッシュ分をきちんと全部顔になじませると、時間がかかるうえ、顔がテカテカのヌルヌルになります。
コットンは、商品購入時にいただいたアルビオン公式のものを使っていたのですが、これが乳液をなじませている間にボロボロになってしまい、顔中に繊維がつく有様で…
もともとコットンを使ったスキンケアが得意ではないので、こういった事情を踏まえ、今は半プッシュほどの量を手でつけています。
公式推奨の使用量・使用方法ではありませんが、効果は感じられているので、個人的にはヌルヌルするより良しとしています。
化粧水の前に乳液をつける使い方のこと
アルビオンの提唱するスキンケアは、「洗顔後、まず乳液」です。
私もそのように使っていたのですが、乳液の後に化粧水をつけると、せっかく一度しみ込んだ乳液が化粧水で溶け出してくるように感じられて…
これが独特のヌルヌル感があり、私はなんとも不快でして…
やはり乳液は油分なので、化粧水を弾いて染み込みが悪い気がするのです。
なので、これも公式推奨の使用方法ではありませんが、私は普通のスキンケアと同じく化粧水→乳液の順に使うことが多いです。(こちらも手でつけています。)
スキンチェッカーで確認すると、
洗顔後 | 化粧水 | 乳液 | |
水分 | 46% | 51% | 50% |
油分 | 22% | 16% | 16% |
弾力 | 4 | 4 | 4 |
この順番で使ってもしっかりうるおっているようなので、個人的には良しとしています。
アルビオンの乳液ラインナップ
「乳液のアルビオン」の異名をとるくらいなので、ここでアルビオンが販売している乳液を確認してみましょう。
今回ご紹介したエクサージュホワイトを含め、7つシリーズから発売されています。
コンセプトや違いは以下のとおり。種類が豊富で、さすが乳液に力を入れて研究してきた企業だけありますね。
●エクサージュ
うるおいに満ち弾みがあり、いきいきとした美しさを育むシリーズ。アルビオンのコアブランド。
●エクサージュホワイト
清らかに澄んだうるおいに満ち、いきいきと明るい素肌を育むシリーズ。↑の美白ライン。
●アンフィネス
ひきしまった力強いハリを目指したエイジングケアシリーズ。
●アンフィネスホワイト
濁りのない、明るく美しいハリ肌を目指したエイジングケアシリーズ。↑の美白ライン。
●エクシアAL
最も格別で、最も特別。"別格"と名乗ることを許されたシリーズ。
「リニューイング」は秋冬中心、「ホワイトニング」は春夏中心のライン。
●エクシア アンベアージュ
すべての女性を"美の賢者"へと導く、アルビオンの最高級スキンケア。
●アルビオン
アルビオンの歴史を作ってきたシリーズ。乳液「プライアン」は創業当時からある一品。
各シリーズの乳液を、おすすめの肌タイプ別にまとめると以下のとおり。
●オイリー肌
エクサージュ モイストアドバンスミルクⅠ
エクサージュホワイト ホワイトライズミルクⅠ
エクシアAL リニューイング リッチミルクSV(普通肌も可)
エクシアAL ホワイトニング リッチミルクSV(普通肌も可)
●普通肌
エクサージュ モイストアドバンスミルクⅡ
エクサージュホワイト ホワイトライズミルクⅡ
アルビオン プライアン
●乾燥肌
エクサージュ モイストアドバンスミルクⅢ
エクサージュホワイト ホワイトライズミルクⅢ
エクシアAL リニューイング エクストラリッチミルクSV(普通肌も可)
エクシアAL ホワイトニング エクストラリッチミルクSV(普通肌も可)
アルビオン マリアージュ
●全肌タイプOK
アンフィネス ダーマパンプミルク
アンフィネスホワイト ホワイトニングパンプミルク
エクシア アンベアージュ ミルク
エクシア アンベアージュ ホワイトニングミルク
それぞれ同じシリーズの化粧水や美容液があるので、併せて使えばより効果的でしょう。
どのシリーズが自分に合うかは、ぜひカウンターに足を運んで確認してみてくださいね。
まとめ
アルビオンのエクサージュホワイト「ホワイトライズミルクⅡ」「ホワイトアップローションⅡ」、いかがでしたか?
こんな方におすすめです。
気になったらぜひチェックしてみてくださいね!